トマト わたしたちのたべもの1

サラダの彩りからピザやパスタ、ケチャップなど、さまざまな料理でおなじみの食材・トマト。もともとは、南米原産の直径1cmにも満たない小さな果実だったこの野菜は、ヨーロッパ人による「新大陸発見」以来、わずか数世紀の間に世界を一周し、「グローバルフード」として栄華をきわめている。そんなトマトについて、植物学的進化・経済社会問題の2つの側面からリサーチし、身近な食べ物のあまり知られていないストーリーを、写真やイラスト、マップとともに伝える。

2015年に静岡県浜松市のギャラリーあで開催された「わたしたちのたべもの展 -トマト編-」をベースに、新たなリサーチを追加した。

ページ数|50ページ

大根 わたしたちのたべもの2

2016年11月、愛知県田原市の最北、渥美半島の付け根にある六連町(むつれちょう)の、ある大根農家を訪ねたことから、この旅ははじまった。旅のきっかけは、「大根を作る農家が少なくなっている」という、どこからともない話。真相を確かめるため、私たちは六連町で農業を営む5人の農家たちに会いに行った。1人は現役の大根農家、ほかの4人は大根農家が紹介してくれたキャベツ農家で、彼らはみな元・大根農家である。大根農家はなぜいまだに大根を育て、キャベツ農家たちはなぜ大根からキャベツへと栽培作物を移したのか。

六連町の5人の農家へのインタビューを収録。2017年に静岡県浜松市のギャラリーあで開催された「わたしたちのたべもの展 -大根編-」をベースにしている。

ページ数|164ページ

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